人生の綱引き
2016.06.04 Saturday
JUGEMテーマ:人生論
「綱引き」綱引きの縄はなぜ、あのように重いのか。
皆でなければ持ち上げる事すらできない。
一緒でなければ、引く事も出来ない。
皆の力が一本の線になる時、合わさってグィッと引ける。
どどどッと引かれる時、悔しい気もするが、
相手の力を感じて、嬉しい気もする。
綱引きに意味はない。
参加しないという手もある。
綱引きをしている人から、手招きで
「さぁ。さぁ。早く来て~。入って〜!」
と懇願されたらどうだろう。
急に参戦しながら、妙に嬉しい。
横を通り過ぎるとしたら、どうだろう。
心の奥がざわついている。
そんな気がしてならない。
必要とされる事。
それも、力なのだ。
引かれる事は惹かれる事になり、魅かれる。
一緒に引く事は一体感が生まれる。
それを繰り返すうち、全体感が生まれる。
どちらのチームにいたかと言うより、
綱を持っていたのか?という事の方が
大切な意味を持っている。
綱を仕事と例えると、
引いたり引かれたりに魅力を感じられたら、
仕事人生はいつも楽しいものに違いない。
足元の綱を、呼ばれた綱を、
持ってみる。引いてみる。
きつくなったら、助けを求めればいい。
また、だれかに助けてと言えばいい。
そこに、だれかはきっといる!