事実を認める事は嫌な事ばかりではない。
徒然に書いてみる。
私はボジティブ思考が嫌いだった。
ポジティブと言った瞬間から、ネガティブな自分への刷り込みが始まる。
アファメーションにも違和感があった。
できる!できる!といくら言っても、後ずさりする感覚。
どうしてなのか。分からなかった。
でも、読んでいくうちに、コレだと思った。
事実は消せず、どうにも逃げる事ができない。
それを潜在意識も知っている。オミトオシ。
それと、
事実は私が認めるかどうかは別として、現実にそこにある。
週に2〜3日1時間歩くと決めて歩く。
やれば血流が良くなり、清々しい体験ができる。
その日の食事は美味しいし特にお酒は最高の味になる!
30分で帰る時、できなかった半分ゲンナリしていた。
がしかし、記録は3キロと平均ペースと達成キロ数が3キロ伸びた。
身体が重いな。ペースも遅い。そう思いながらでも終わると
筋肉量は上がっていた。体脂肪も下がる。
私が思っている自分への情けなさや不甲斐なさとは別に
事実はやった分だけ、確実にどこかが変化していた。
極端にできない!ダメ!やれない!苦手!
と決めるより、本当にそうなのか?
さっき階段を上がって二階に来たけど、私は足を動かさなかったか?
自分がどう思われているのか。自分は自分は・・・。
意識が自意識ばかりに行っている。
そんな時は弱く情けなく黙る。
そう言えば、10年以上前にアシックスの創設者、鬼塚喜八郎さんに会った時、
渾身の力を込めて、「この荒廃した日本の青年たちの心をあなたはどう救うのか!」
叫んでいた。
その時、自分がどうであるかなんて、どうでもよかった。
与えられた時間を大幅にオーバーして、傍らで「会長!お時間です!」と
部下の方が何回も声をかけられた。
頂いたお茶の蓋も開けられず。集中していた時間。
全身に電撃が走ったような感覚。
それも、事実だ。
「創り出す思考」
何かが出てきそうな予感がする。
]]>「主体的に動く」この本を読み返していくつもの気づきがありました。
この本は「オズの魔法使い」の話を元に、
自分の人生を自分で司るようになるために
どういうステップを踏んでいったらいいのかを
具体的に事例を入れて伝えてくれる本です。
ドロシー ・・・カンザスシティーに戻りたい
ライオン ・・・勇気がほしい
ブリキのきこり・・・心(ハート)が欲しい
かかし・・・・・・・脳みそが欲しい
オズの魔法使いに頼めば、もらえるらしい。そんな言葉を信じて旅が始まる。
自分では気づかぬうちに、自分の持っている力に次第に気づいていく。
そこで何が起こったのか。
アカンタビリティー「自分ではほかに何ができるのか?」
という意識に気づいていく。
その方がどんな旅をしてきたのかは分からない。
でも、何か自分にはできないと思い込んでいるとしたら、
「ひょっとしてそこに大きな可能性があるのではないか?」
と、いつも思いながらいる。それが、コーチの仕事ではないかなと思います。
私がコーチングに興味を持ち、ずっと携わってきたところの根っこに
大事な言葉がありました。いい当てている一文を「主体的に動く」から引用します。
引用★人は誰しも、状況を乗り越えて求める結果を手にする力を秘めている。
だがそれに気づかなければ、力は発揮できない。★
]]>
人生に革命が起きる
100の言葉」 小倉 広著
お薦めの本です。
あたりまえに思えることがすんなりと自分に入る。
オレンジに光る本の表紙も気に入っています。
私は30年ほど前にライフダイナミックセミナーを受講し、
その中で知らず知らずにアドラー心理学の影響を受けていました。
コーチングを仕事としたいと考えるようになったのも、
大きく関係していると思います。
・人には無限の可能性がある。
・そして、その答えはその人自身が持っている。
これはコーチングの基本的な考え方です。
「可能性を見る!」
そう私が言い始めるとき、答えはもう出ています。
思い通りにならなくとも、その想いは消えず
マグマのようにどこかで燃えている。
同じように、その方の心の中で
眠っている想い。そんなのがあったら引き出せないだろうか。
・その人の想いって何だろう。
・本当はどうしたいのだろう。
・それを表現しているのか。
・それを理解されているのか。
・伝わるようにしているのだろうか。
まずは私が受け取って。いや?吸い出して。(怖い〜)
受けとめて。ですね。
そしたら、自分で気づく。
「そういう想い?魅力?願い?って自分にはあるのではないか。」
気づいていただきたい。
私に分かるように、(昨日入ったパートのおばちゃんに分かるように)
話して下さい。とお願いする。
噛み砕く。分かる言葉で。
嬉しそうなこの人にどう伝えたら分かるかな?
例えば・・・。っていう感じなんだけど・・。
えーーー
だとしたら、こんな風じゃないですか。
それって凄くないですか?と私。
だんだん脳みその蓋が空いてくる社長。
実はそれって、これこれこういう意味があるんだ。
すっごーい。
そもそも、そう思ったきっかけって?
何かあるんじゃないですか?
知りたい??
言って分かるかな〜。
そうそう。分かるように分かるように。
是非、教えてください!!!
**********
これがセッション?
コーチングなの?
何か変わった事が起きましたか?
気分がいいな。
頭の中に筋道が出来たような。
それです!それ!
想いが出て来たでしょう?
吸い出しているんです。実は私。
ふーーん。
ふーーーーん。
そうかぁ。
ま。あとは実践ですね。
宿題です。何気なくでいいです。「大切な部下一人の話を聴いてくる。」
ん?話すのは俺だろ??
それじゃいつもと同じじゃないですか。
えーっと、今思いつく部下は○○さん?
だけど、あいつの話は・・・。
やってみなけりゃわからない!
どうします?
やるか。
ちょっとまて、いつもと違うように聞き出すにはどうしたら。
にっこり笑って〜。
相手を良く見て〜。
興味津々〜。
り、あ、く、しょ、ん!
では次回は来週の金曜日11時ですね。
スカイプお待ちしております!
********
あらら。セッションになってしまいました。
まいっか。またね。
]]>
もうすぐ定年を迎える夫。
待ち遠しいらしい。
ずっと泊まり勤務がある仕事をして
守秘義務があるせいか、家でも仕事の話はほとんどしない。
何が気に食わないのか、家に帰ると仏頂面。
会話が無い。笑顔もない。
「そんなに家に帰るのが嫌なら帰って来なければいい。」
そう思った事もあった。
家の中は憎しみで充満している。
役割を演じているだけ・・・。
それが、今は一変した。
いがみ合っていた義父との闘いを終え、天国?に送り出した。
穏やかな家庭になって、私の気持ちも変化していった。
家庭にいる事が楽しくなったのだ。
食事を作るのに、ネットを見て材料を3点入れてリターン。
すると美味しそうなレシピが並ぶ。
その中から、人気のありそうなものを作る。
今日も皆が「美味しい!」と言った。
幸せを感じるときだ。
定年が近づくと、夫も笑うようになった。
「なぁんだ。家が嫌なんじゃなくて、仕事が厳しかったのか。」
次の職場がほぼ決まるのか。
人がたくさんいて、そこで役立つ仕事をするのが好きらしい。
人生において、夢中で過ぎる仕事時間。夫の35年は長いのだろうか。
これから、日々の楽しかったことを思い出すに違いない。
私の場合、コーチ業をしてきた17年は短い。
ずっと、やりたい事の中で生きてきたから。
セミナーを開きたい。
時間と場所を予約して、リハーサルをして集客活動。
何もかも初めて。それでもそこから一人クライアントさんが出来た。
物凄く嬉しかった。
社長のコーチがしてみたい!
初めての社長さんは問題なんてないけど、興味があったコーチング。
色々話すうちに、自社の価値に気づいた。
それはそれは私にとっても夢のような時間だった。
上場企業の役員さんに会ってみたい!
実現した。人格者と思われるその方の話を伺うのが楽しかった。
コーチングの契約には至らなかったが、
数千人の企業と数百人の企業とを繋げる事ができた。
数千人の企業が週百人の企業に学びたいと言ったのだ。
社長の想いを聴くのが本当に好き。
楽しくてしかたがない。
話を聴くと、その中から価値観や大事にしているものが見えてくる。
そこに話がいたると、また更に奥に入ることができる。
じっと、聴いているときも、おそらく私の瞳はキラキラしているのではないか?
社長も身を乗り出している。
頭のてっぺんから足のつま先まで痺れる仕事がしたい!
その通りになったのは、鬼塚喜八郎さんと出逢った時。
そう、アシックスの創設者だ。
あの時、お茶の蓋を開ける事すらできなかった。
熱い志に打たれながら、
「この荒んだ日本の青少年の心を、あなたはどうやって救うのか!」
どういう訳か私が鬼塚さんに叫んでいた。
「もう手を付けている!」
「中学校を中心に年代を問わないスポーツの交流場を神戸から」
他に何を話したか、覚えていない。
全身全霊で聴いていく。
翌年、鬼塚さんは亡くなった。
あれは遺言であったのか。89才。エネルギッシュ。
天命かな?
コーチングは。
さぁ。家庭での幸せを満喫したら
また、社長さんの話を聴きに行こう!
社長が待っている。
魂が喜ぶコーチ長谷真子でした。
]]>読みかえすブログ。
そこには子供たちの成長と、ものの考え方の変化が綴られていた。
自分では、一生懸命もがいていたような日々。
楽しい事も多かったようだ。
人は忘れる。
本当に大事な事は
何もない。
普通の日々にあるのかもしれない。
何か前進していない。
成果は何か。
いつも、自分を責めていた。
今は、今を生きてきたんだなと。
いいも悪いもない。
事実現実。大切にしていこうと思う。
昨日は次男からの映画のプレゼントで
一足早い母の日でした。
「アナと雪の女王」を109シネマズMM横浜にて
レイトショーをエグゼクティブシートで二人で観ました。
すっごく感動し、大満足。
「いいねぇ。良かったねぇ」を連発していました。
映画の前の夕飯もご馳走してくれて、
本当に嬉しい日。
一生の間でも、そうはない日となりました。
*****
長男からは、丁度欲しかった帽子を先に購入。
写真に撮って、「これ欲しいんだよね。」
「出してくれない?」とメールで明確に要求する
ブラックな母。
家に帰って来ると、「いいよ。お釣りはいらない。」
と快く払ってくれた。
ほら、似合うでしょう。いいでしょう。
と嬉しそうにはしゃぐ。
こっちの方が、子供になってしまった。
*****
言う事きかないので、胸ぐら掴んで、すごんだ事や
迷惑かけた相手に、一緒に誤行った事とか、
それなりに手を掛けたことも思い出しながら、
育ってしまったんだなぁと思う。
*****
今日は子供の日。
夫が泊まり勤務を終えて、お昼に帰って来る。
子供の日だからケーキを買って帰ると言った。
そう?と何も考えずに駅まで迎えに行き、
ケーキ屋さんのショーケースを見ながらふと思った。
「うち。子供いないよ!」
「もう、成人したじゃない。」
気がつかなかった。
そういえば、兜も飾っていないし、
鯉のぼりはとっくに上げていない。
ずーっと、子供だと思っていた。
そうか。もう大人なんだ!!!
再放送:土曜日 午前10時05分〜(関東甲信越)
再放送 火曜日 午後 3時15分〜(全国)
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眞中シェフのコックコート!
素晴らしい〜!!!
微妙な色使い。
繊細なタッチ。
そして、袖に記された文字。
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これ、実は眞中シェフからのご依頼で、株式会社アヲタの青田哲さんが
プロデュースしたものです。
純白のコックコートはフランス製。
眞中シェフの大好きな画家さんのデッサンを基に、
数百色の中から選んだ24色。
これを刺繍の専門家に依頼し、通常では考えられない高い技術を駆使して
何度もミシンを止め、色を変え、心を込めて表現して頂きました。
世界でたった一枚。
シェフの自信と誇りと情熱を表した一着です!
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素材を生かす。料理の醍醐味。
太陽の元、木々の緑の中で作るシェフの笑顔。
それから一つ気が付いたのです。
飛騨ほうれん草の緑、あずき菜の緑、えごまの黒、飛騨牛のピンク
あの刺繍には緑があまりなかったと。
それはお料理に緑がふんだんに入っていて、
それを生かす為ではなかったか。っと。
生かすということは
自分が引くという事でもあるのかと。
*****
春の訪れです。
乗鞍岳の雪解け。
乗鞍に雪がある。
雪解けのあずき菜。雪解けの春。
春が麓(ふもと)にやってきた。
景色が料理から伝わってくるって凄いな。
(飛騨ほうれん草を育てる農家の奥さん)
食べる皆さんが、美味しい!凄い!これを言っていただけるのが
僕は一番幸せ。(飛騨牛ナンバーワン畜産家)
明日からの励みになります。
美味しい水とか、美味しい空気で
こういう美味しい物ができるんだなって。
飛騨に来て良かったなって思った。(東京から嫁に来たあずき菜をつむ主婦)
土地の豊かさとか
みなさんの生活というのを最初にお話を伺って見せて頂いたので
すごく、素材が土地とピタッと合って、
「なんでこれがあるのか」、「なんで食べ継がれてきたのか。」
というのが凄くよくわかって、凄く豊かな気持ちになれました。
(眞中シェフ)
みなさんの、「伝統」と「誇り」と「情熱」。
これがあって、みなさんが幸せになる。(番組MC杉浦太陽さん)
牛がもたらしてくれる幸せ、故郷(ふるさと)の恵みに感謝し
食べる事の幸せを噛みしめる人々と出会った飛騨高山の旅でした。
*****
えごまのお婆ちゃんが、目をつぶって「美味しい!」と言った時の
眞中シェフのお婆ちゃんを見つめる表情が実に嬉しそう。
眞中シェフは
普通の人に普通に喜んでもらえる食事を作り続けたい。
って思っていらっしゃるのではないかな。
そんな感じを受けました。
素材にどんな思いが込められているのかを、
素材が、何を訴えようとしているのかを捉えながら
その声に応えていく。
料理人とはそういうものなのかとも。
眞中シェフは自分が素晴らしい料理を作るとか。
自分が前面に出るとか。
全然考えていないように思いました。
ただ、えごまのお婆ちゃんが、人生最高の味に出会ったような。
「美味しい!」を求め続けているのではないかと。
伝統と誇りと情熱
素材にも、シェフのあり方にも表れている。
コックコートに秘められていたもの
それは伝統。誇り。情熱?
愛。喜び。感謝?
眞中シェフに伺ってみたいなと
思いました。
ありがとうございました。